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これでいいのかエコロジー対策 モーダルシフトを考える その1 

その1,日本の地方都市から、トラムが消えた理由

かつて高度成長期の頃、トラムは”車優先社会”?の当時の日本では邪魔者扱いされ日本各地の地方都市の路上から追い出され消えていった。

いや「かつて」だけではない、「モーダルシフト」が叫ばれるようになった最近でさえ岐阜市のように、「うつけ者の為政者」がいる都市では、追い出され続けている!

改めて言うが、モーダルシフトの観点から言うと「トラムが邪魔者なのではなく、マイカーや白ナンバーの営業車が邪魔者」なのである。

 確かに、やっとモータリゼーションが訪れた1960年代後半の日本では、環境問題と言えば四日市訴訟を代表とするコンビナートから発生する”煤煙”や有害物質の垂れ流しによる河川や港湾の汚染がメインであった。

 しかし、地球温暖化が世界的な問題と成ってきた今日、最大の課題は「路上から無駄なマイカーをいかにして減らすか?」で有ることは明白である。

マイカー通勤や、自動車営業を減らすには、公共交通機関の充実が最も適切である。

それも、テレビやラジヲで流している公共広告機構の無駄コマーシャルだけでは解決しない!

いくら、「マイカー通勤をやめ、電車、バスのご利用を」とラジヲやテレビで呼びかけても無駄。

「そんなモン使(ツコ)とったらカネになるか!」である。

つまり、「そんなモン」程度の利用価値しかない現存の都市交通では「ドアツードア」の快適(横着?)さには替えられないのである。

大都市交通の切り札?”地下鉄”にしてもしかり、大阪のように不便な都市では徹底的に不便である!

例えば、上方と江戸を比べればその差は歴然。

首都圏では、通勤・営業はなんとか”電車とメトロ”で事足りるが、近畿圏では私鉄沿線でしか役に立たない!

それは近畿圏には、以前からこのコラムで訴え続けている、「シームレス性」が欠けているからである。

そう、いちいち「ターミナル」と称する乗換駅で乗り換えを余儀なくされ、目的地になかなかたどり着けないからである。

唯一 京都市交通局の運営する京都市営地下鉄だけが、近鉄、京阪と「シームレス運行」を実現しており、成果を上げている。

その「相互乗り入れ地下鉄路線」にしても、メガロポリス東京だからこそ、かろうじて採算に見合っているだけで、地方都市では軒並み赤字である。

赤字地下鉄の最大の原因は「桁外れに法外な?」建設費。

現状で100億/㎞超では、そう簡単に「元が取れない」のは当たり前!

それに、都心部以外のまだまだ交通容量に余裕のある都市周辺部では、(階段を)登ったり、下ったりの面倒な、鉄道利用は敬遠されがちである。

日本でトラムが廃れた理由をまとめると。

(1) 高度成長期、遅ればせながらも日本にやってきたモータリゼーションの波にさらされ、路上から邪魔者扱いされた。

(2)交通停滞に依る”定時運行の崩壊””イライラ感”でドアツードアの”横着さ”に魅せられた乗客から見放され、採算性が悪化した。

(3)以上の悪循環であっという間に日本の地方都市から消えていった。

キーワードは「ドアーツードア」の利便性と、「乗車料金と採算性」である。

日本では、役人の再就職(天下り)に貢献しないトラム事業は「採算性」の御旗の基に切り捨てられるのである。

海外のLRTでは、「都心部無料」の例すら多い。

誰が運営費用を払っているのか?それは行政当局=税金=市民で間接的に利用者が負担しているわけだが、「モーダルシフト」という「錦の御旗」の為にはそれも”是”なのだと言う考え方である。

<つづく>

[2008/07/06 18:09] 鉄道・公共交通 | TB(0) | CM(0)

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