その5 日本における、LRT導入ブームの問題点。日本の場合は明確なコンセプトぬきで”路面電車復活”がブームとなり、建設後の運用に関する長期的ビジョンに欠けているように思える!
ハッキリ言ってギョーカイに踊らされている様に感じる計画を多く見かける!
今の日本で、”路面電車’を復活させようとしたら、以下に示すような明確な方向性を示さないと、住人の同意を得憎いであろう。1)”広域交通網で無ければ意味がない。”地方の中心都市を核とする”広域交通”であり、しかも
シームレスに市街中心部(ビジネス街や繁華街)に乗り入れる広域交通網でなければ成功しないであろう。
今日本各地で計画されているLRT路線新設とトラム導入計画を見ると
、「地方都市周辺の”広域交通網”の一翼を担う。」と言う部分が欠けている
単なる懐古趣味で単に市街地だけの路面電車(併用軌道)の復活を目論んでも、結局は、マイカーからの転向(モーダルシフト)はなしえないであろう。例えば、カールスルーエ方式を見習い、地方都市近郊のJRの近郊路線などを取り込んで、広域交通として検討する必要が有るように思う。
2}ハード面現在日本各地ではやっている、”低床路面電車”を改良し、鉄道線に乗り入れ可能な車両を開発する必要が有る。
3)ソフト面a、ハード面(建設)だけして、「ハイどうぞ、後はお任せします」的やり方ではピーチラインの2の前3の前である、、ソフト面(運営面)でも行政の
”手厚い保護”すなわち税金の投入が不可欠でありその為には納税者(市民・県民)の理解が必要である。
b、モーダルシフトを計るため、駅前公営駐車場の整備や、地方中心都市の周辺都市においても市内循環”デマンドバス”路線の導入などの後押し策を講じ、”郊外電車”利用促進を計る試みも必要である。
c。モーダルシフト推進特定財源としての新たなる
”環境税”の導入など道路特定財源の流用?以外の
”財源の確保”も必要であろう。
d。郊外の新路線建設に当たっては、「従来からの幹線道路に併用軌道を設ける。」ふうの安直な考えは捨て。
主要幹線道路から一筋離れたぐらいの”裏通り”ないしは”旧街道”などを、車道を持たない歩道(側道)と専用軌道だけの”一般車両進入禁止道路”とし、従来よりある幹線道路との”干渉”を出来るだけ避ける”配慮”が必要であろう。
「人とトラムは共存できても、車とトラムは共存しにくい」現実を認識するべきである。
トラム文化の先進国?ヨーロッパでは
”トランジットモール”などのマイカー規制策を講じている都市が多い。
何故なら、車道併用区間では車をいくら排除しても、右折車の軌道進入は避けることが難しく、この事がトラムの定時運行を妨げる最大の要因となっている場合が多いからである。
幹線道での併用軌道併設に拘るのであれば、
併用全区間車両”右折禁止”など思い切った処置が必要と成るであろう。
e。関係道交法の一部改正が必要全長40m(在来鉄道線の大型車両2両分)程度までは、併用軌道(路面電車)での運行が認められる様、道交法の改正が必要で有ろう。
<まだまだ書き足らない?ので続けます>