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これでいいのか公共交通 誰のためのトラム建設? その3 

その3 堺市に見る”ギョーカイ指導型”のトラム建設啓蒙作戦?

そして、我が”上方”に目を移すと、今堺市で東西交通の決め手として”トラム建設”が浮上し”さかいLRT研究交流センター”なるものまで開設し、トラム建設ムードを煽っている。

確かに、堺東駅ー堺駅間は現在バス路線に頼っており、バスではまかないきれないほどの需要は有る。
しかし現在計画中のLRT路線計画を見ると、ご多分に漏れず堺駅以西の路線は無理矢理こじつけた様な路線である。

堺駅と堺東駅の間だけでは営業距離が短すぎ採算性が極めて低く、実現に向けての市民の納得が得にくいので、無理矢理将来の西進計画を加えたのであろう。

しかし、これまた事業主体である堺市の行政区画のみしか念頭に置いておらず、堺市と隣接の松原市や高石市を含むこの「地域全体の生活圏」を考えた「広域交通機関」としての検討がなされていない!

堺市では、堺市ヨーロッパLRT市民視察団なるものを結成し一般市民を含む10名を、トラムの本場?ヨーロッパのボルドー(フランス)、ロッテルダム・アムステルダム(オランダ)各都市に”観光旅行”させた。

そのレポートは何れもトラム誘致に好意的で且つ熱望論ばかりである。
しかし、何故ヨーロッパ観光なのか?

わざわざヨーロッパに行かなくても、国内各地にいくらでも”活躍例”が転がっているというのに!

有名どころだけでも、長崎電気軌道広電、新線をお望みなら富山ライトレール 等など日本の路面電車一覧(枚挙にいとまがない位、我が国にもトラム・ライトレールが各地にあり市民から親しまれまだまだ健在で大活躍中ある。

筆者が察するに、またしてもギョーカイの提案型セールスプロモートの臭いが見え隠れしてい様に思う。

ヨーロッパから、新型車両の輸入を目論んでいる大手商社が堺市に強く働きかけたのではないか?

政令指定都市になった堺市では、そろそろ”金食い虫”の”鉄道事業”に乗り出し、大量に発生する市役所OBの再就職口(いわゆる天下り先)を確保したいのであろうが、市民や善良な?都市交通研究者まで巻き込んで、政令指定都市の特権であるかのように”道路特定財源”を使い倒す目的の為だけに、市民生活にとって役にも立たないようなトラム路線網を建設することには、賛成できない市民が多いと思うのだが。

新たな郊外専用軌道の建設案なども念頭において、延長部分の計画を検討し直す必要が有るのでは無いかと思う。

本気でLTRをやる気なら、周辺自治体や大阪府も巻き込み、”大和川以南の南河内の鉄道空白部分を埋める”位の意気込みで取り組んで欲しい。

ついでに書くならば、姫路市営モノレールに始まって小牧市のピーチライナー、そして近いうちに確実に廃止の方向に向かっている名古屋市の「ゆとりーとライン」、今回は取り上げなかったが大阪市の地下鉄今里筋線と続き最後に堺ニュートラムと言った具合に、歴代廃止路線の系譜に不名誉な名前を残すような羽目に陥らない事を祈るだけである。

最後に教訓を一つ
「住人の生活圏を無視し既存の併走交通機関を計算に入れないで、為政者にとって手前勝手で都合の良い需要予測に基づいて、屁理屈をこね回し無理矢理引た様な路線は、小牧市のピーチライナーのように必ず終末を迎える!」

堺市民の皆さん、今なら遅く有りません。

<もう少し続けてみようかな?>
[2008/07/02 22:08] 鉄道・公共交通 | TB(0) | CM(0)

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