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アスペルガーの母子に捧げる社会順応講座。第12回 

第12回 NTは日々の暮らしに変化を求め、アスペルガー星人は平穏無事を求める。

「若者は日常の生活を退屈と感じ常に変化を追い求め続け、年寄り?は平々凡々な日常を好み、急激な変化を好まず、古くからの伝統、長年の習慣、に拘った安定した日常生活に憧れる。」などとよく言われる。

勿論、若者の中にも、変化を恐れ、新しいことに極端に警戒心を持つ人もいるし、老人の中にも、知識欲旺盛で常に新しいことにチャレンジしている人もいる。

アスペルガー星人の中にも、恐怖心と戦いながら?も、探求心を満足させるために、新しいことに果敢に挑戦している人も多い。

小生も若い頃を振り返ると、本質的には人だかりを避けて通り、始めて訪ねていくところにはワクワクを通り超えたドキドキに近い「未知への不安にも似た、えもいわれぬ感情」を感じる人であった。

しかし、「これではいけない」と自分を鼓舞し、努めて、「野次馬を装い」「興味旺盛な振り」を演じてきた?

しかし、大型ドライバーという仕事を53才という高齢?になってから初め、毎日が非日常的でハプニングの連続のこの仕事をするように成って、ふと感じたことは「今日一日何事も起こらず、平凡に、スムーズに、物事が運びますように!」と願っている自分の姿であった。

長年、営業職という事務系の仕事に携わり、”臨機応変”を座右の銘に、数々の難問題?を克服してきたが。

”現場作業”が主体の”技能職”である運転手では、臨機応変な対応も勿論重要だが、それより何より”い運動能力”と”強靱な精神力”が要求される場合が多い。

軽い運動障害とパニック状態に陥りやすい”素性”を持つ小生にとっては、5年が経過した未だに”経験不足”は否めず、自分では”満足の行く仕事ぶり”などとは言えない、どちらかと言えば自信喪失すれすれの毎日を過ごしている。

そこから得た結論は、アスペルガー症候群や高機能自閉症の仲間達は、年を取れば、取るほど、その障害が顕著に表れるようになり、「ご近所や仲間(NT)達と 揉め事を起こさず、”上手くやる”為に、どうしたら”フツーの人”に成れるのか”自分の本性との戦い”に日々格闘し悶え苦しんでいるのだろうな」と言う想像である。

しかしながら、自分が何者であるか?自身の素性(アスペルガー症候群、高機能自閉症)が論理的に把握できた人ならば、少なくとも「自分は、何故こんなに誤解されやすいのだろうか?」とか「世の中や、会社は何故俺を認めてくれないのか?」などと言う、疎外感や”感覚のズレ”から解放されるのでは無いか…、と言う思いである。

若い頃から回りの人に、奇人・変人扱いされ「俺の一体全体何処が変わって居るんだ!?」「俺は極フツーではないか!」などと 若い頃あんなに悩んだことは「何~だコンナ事だったのか!」となり、ずいぶん気持ちの持ちようが楽になると思うのだが。

そこで、本日のワンポイント

不幸なアスペルガー星人とは、自分がアスペルガー星人で有ることを知らないアスペルガー星人である!

可哀相なアスペルガー星人とは、アスペルガー星人と気づきながら、NTとの”ズレ”を治そうと 一生懸命もがいている人たちである。

そして、幸福なアスペルガー星人とは、自分の素性を知り 良く理解し 無理をせずに世間に”同化”出来た人たちである。


<気を取り戻してこれからも続けるゾー!>
[2008/06/11 21:05] アスペルガー星人の話 | TB(0) | CM(0)

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